来場者数77万人を超え、先日閉幕した茨城県北芸術祭。
そのファイナルコンサートに家電を楽器として再生する作家 和田永氏主催のプロジェクト「Electronicos Fantasticos」ブラウン管をパーカッションモチーフに発音するバンド、通称ブラウン管カルテットの奏者兼サウンドプロデュースをSINSENが手掛け、拍手喝采のスタンディング通電となったのである。
実際のコンサート動画は後日オフィシャルにてアップされる予定。今後はさらなるダンスミュージックとしてのサウンドの追求に興味を示す我々SL9と和田永氏と関係者は、その音源を使用したレコードのリリースまで手を伸ばす勢いなのは確かだ。
そして何より、それを支えた地元常陸多賀チームの協業はかけがえのない存在感と価値を示し、地方アートワークの基準になったのは言うまでもない。
2016年11月27日